紙の日記とデジタル日記、自分の暮らしに合うのはどっち?

ふさわしい日記とは、いちばん「本物っぽく」見えるものではありません。記録したいこと、あとで見つけたいことに、長所と短所が合っている形式です。

紙は味わいがあり、デジタルは便利、とよく言われます。でも、その比べ方では浅すぎます。本当に考えるべきなのは、あとから探せるか、プライバシー、添付できるもの、持ち運び、気が散らないか、そしてそれぞれの形式で自分の書き方がどう変わるかです。

自分らしさではなく、使い方で選ぶ

手で書きながら考えることが多く、昔の記録をあまり読み返さないなら、紙で十分かもしれません。何年分もの記録を検索したい、写真を添えたい、評価を比べたい、確実にバックアップしたいなら、デジタルにはノートにできないことがあります。

どちらかが自動的に安全というわけではありません。ノートは開かれたりなくしたりすることがあり、アプリのセキュリティが弱いこともあります。実際の保存方法、ロック、暗号化、エクスポート、復旧の手段を確かめましょう。

紙が強いところ

  • 通知も画面の操作もなく、気軽に手で書ける
  • 場所や積み重ね、自分なりの儀式を手ざわりで感じられる
  • 決まった構成のいらないスケッチやレイアウト
  • バッテリー、アカウントへのアクセス、サービスの存続に左右されない

デジタルが強いところ

  • テキスト、日付、タグ、評価、思い出ですばやく検索できる
  • 写真、リンク、音声から起こした文章、いろいろな種類の記録
  • バックアップ、エクスポート、複数の端末からのアクセス
  • 手で計算するのは面倒なグラフやパターン

プライバシーについて確かめたいこと

紙の場合:どこに置いておくか。誰が手に取れるか。旅行、引っ越し、火事、水ぬれのときはどうなるか。

デジタルの場合:通信は暗号化されているか。保存された記録はどう守られているか。データをエクスポートできるか。アカウントにログインできなくなったらどうなるか。

わかりやすさを保った併用のしかた

自由に考えるときは紙、日付のある記録や写真、長く探し続けたいものはデジタル、と使い分けることもできます。それぞれに役目を決めておけば、この思い出はどこに書くべきかと迷わずにすみます。

すべての記録を二重に書くのはやめましょう。二重にするのは、記録として残す価値があるものや、あとで検索したいものだけで十分です。

2週間のお試し

7日間は一方の形式、次の7日間はもう一方の形式を使ってみてください。書いた回数、どれだけ正直に書けたか、前の記録を見つけられたか、プライバシーにどれだけ安心できたかを比べましょう。