日記を分けるのには、ちゃんとした理由があります。プライバシー、読む相手の違い、プロジェクトの区切り、特定の場所で使う形式など。問題が起きるのは、仕組みが考える助けになるより、「これはどこに書く?」と迷わせることのほうが多くなったときです。
魅力的なカテゴリではなく、本当の境界で分ける
日記を分ける意味があるのは、誰が見られるか、文脈、保存期間、書く流れが変わるときです。個人の日記と仕事の記録では、必要な守り方が違うかもしれません。旅のノートは、ポケットに入る大きさが必要かもしれません。
「考えたこと」「アイデア」「ふりかえり」は、たいてい重なる部分が多すぎて、置き場所を分ける理由になりません。
日記が1冊増えることの見えないコスト
- 書きはじめる前に、置き場所を選ばなければならない
- 関連する記録がどこにあるか忘れてしまう
- ひとつではなく、いくつものアーカイブを見返すことになる
- 同じ文脈を複数のノートに書いてしまう
- テーマが落ち着くと、専用の日記を放置してしまう
受け皿をひとつ決める
置き場所がはっきりしない考えのために、まず書きとめる場所をひとつ決めておきましょう。毎日の日記でも、メモアプリの受信箱でも、小さなノート1冊でもかまいません。
ほかの場所に移すのは、はっきりした利点があるときだけにします。受け皿があれば、整理のせいで書きとめられなくなることがありません。
いちばん小さく、安定した仕組みを選ぶ
多くの人には、日記は2冊で十分です。個人の毎日の記録と、範囲を決めた仕事やプロジェクトの記録。もう1冊増やすのは、それが解決する問題をはっきり言えるようになってからにしましょう。
- メインの日記には置きにくい、ここに書くべきものは何か
- いつ、どこで使うのか
- 関連する記録を、あとでどうやって見つけるか
- いつ見返したり、しまったりするか
すべてを写さずに、日記同士をつなぐ
日付、統一したタグ、一行の参照を使いましょう。「プロジェクトの記録、7月24日を参照」。デジタルなら、リンクや横断検索で、分けたままでもつながりを見失わずにすみます。
写すのは、本当に両方の文脈に属する結論や思い出だけにしましょう。
日記をきれいに終わらせる
専用の日記は、旅やプロジェクト、ある時期が終わったら終えてかまいません。最後に、期間、日記の中身、これからの記録をどこに書くかをメモしておきましょう。
使わなくなったノートは、失敗した習慣ではありません。役目を終えた入れ物なのかもしれません。
実用的なルール
1週間に3回、どこに書くかで迷ったら、仕組みをシンプルにしましょう。日記は、ふりかえりのじゃまを減らすためのもので、書類整理の仕事を増やすためのものではありません。