モーニングページは、もともとクリエイターのあいだで広まった習慣で、起きてすぐに手書きで自由に書くことを指します。よく知られた「3ページ」というルールはやり方のひとつで、誰にでも合う分量ではありません。
この習慣がめざしていること
朝に自由に書くと、まとまる前の考えをページに出すハードルが下がります。頭の中の散らかり、創作のかけら、心配ごと、ちょっとした用事が見えてくることがあります。
価値があるのは、途切れずに書くことです。毎朝なにかの気づきを得ることではありません。ページの多くが、くり返しやありふれた内容でもかまいません。
無理のない最初の1週間
- ページ数を決めるのではなく、5〜15分の時間を決める
- できれば、SNSなど刺激の強いものを開く前に書く
- ペンやカーソルは動かし続けるが、つらいことを無理に書かない
- タイマーが鳴ったらやめて、続ける価値のある行動があればメモしておく
手書きでなくてもいい
手書きはペースをゆっくりにし、書き直すくせを抑えてくれます。タイピングのほうが取り組みやすい人も多く、あとから検索もしやすくなります。朝が忙しいときや、書くことが体に負担になるときは、音声入力でもかまいません。
続けやすく、プライバシーを守れる形式を選びましょう。紙を離れたからといって、この習慣の意味がなくなるわけではありません。
自由に書くことが堂々めぐりになるとき
新しい情報がないまま、同じ非難や予想をくり返している記録には気をつけましょう。最後に区切りを書き加えます。わかっていること、今朝は解決できないこと、次にすること。
書くといつもつらさが増したり、一日の調子がくずれたりするなら、短くする、淡々とした観察に切り替える、あるいはこの試しをやめましょう。
ほかの形式のほうが合うかもしれない人
朝の時間がほとんどない人、寝起きがつらい人、人と部屋を共有している人、同じことを何度も考えこみやすい人には、夜の記録、質問に答える形式、週ごとのふりかえりのほうが合うかもしれません。
続けるかどうかの判断のしかた
7日たったら、モーニングページで一日がすっきりしたか、役に立つアイデアが残ったか、ただ時間を使っただけかをふり返ってみてください。続ける理由は、効果を感じるからであって、ルールがもっともらしく聞こえるからではありません。