モーニングページ:「3ページ」のルールにとらわれない実践ガイド

モーニングページは、自由に書くための入れ物です。朝食の前に、深い内容を手書きで3ページ埋められるかを試すテストではありません。

モーニングページは、もともとクリエイターのあいだで広まった習慣で、起きてすぐに手書きで自由に書くことを指します。よく知られた「3ページ」というルールはやり方のひとつで、誰にでも合う分量ではありません。

この習慣がめざしていること

朝に自由に書くと、まとまる前の考えをページに出すハードルが下がります。頭の中の散らかり、創作のかけら、心配ごと、ちょっとした用事が見えてくることがあります。

価値があるのは、途切れずに書くことです。毎朝なにかの気づきを得ることではありません。ページの多くが、くり返しやありふれた内容でもかまいません。

無理のない最初の1週間

  1. ページ数を決めるのではなく、5〜15分の時間を決める
  2. できれば、SNSなど刺激の強いものを開く前に書く
  3. ペンやカーソルは動かし続けるが、つらいことを無理に書かない
  4. タイマーが鳴ったらやめて、続ける価値のある行動があればメモしておく

手書きでなくてもいい

手書きはペースをゆっくりにし、書き直すくせを抑えてくれます。タイピングのほうが取り組みやすい人も多く、あとから検索もしやすくなります。朝が忙しいときや、書くことが体に負担になるときは、音声入力でもかまいません。

続けやすく、プライバシーを守れる形式を選びましょう。紙を離れたからといって、この習慣の意味がなくなるわけではありません。

自由に書くことが堂々めぐりになるとき

新しい情報がないまま、同じ非難や予想をくり返している記録には気をつけましょう。最後に区切りを書き加えます。わかっていること、今朝は解決できないこと、次にすること。

書くといつもつらさが増したり、一日の調子がくずれたりするなら、短くする、淡々とした観察に切り替える、あるいはこの試しをやめましょう。

ほかの形式のほうが合うかもしれない人

朝の時間がほとんどない人、寝起きがつらい人、人と部屋を共有している人、同じことを何度も考えこみやすい人には、夜の記録、質問に答える形式、週ごとのふりかえりのほうが合うかもしれません。

続けるかどうかの判断のしかた

7日たったら、モーニングページで一日がすっきりしたか、役に立つアイデアが残ったか、ただ時間を使っただけかをふり返ってみてください。続ける理由は、効果を感じるからであって、ルールがもっともらしく聞こえるからではありません。